
犬や猫などのペットと暮らしていると、仕事や家事に追われ、思うように片付けができないことがあります。
「最初は少し散らかっている程度だった」
「忙しくてゴミ出しができない日が続いた」
「ペット用品や日用品が増えて、収納できなくなった」
こうした小さなきっかけから物やゴミが増え、気づいたときには自分だけでは片付けることが難しいゴミ屋敷や汚部屋の状態になっていることもあります。
さらに、ペットがいるお部屋では、一般的なお片付けとは違った注意が必要です。
作業中の脱走や誤飲、割れ物によるケガなどから、大切な犬や猫を守らなければなりません。
今回は、ペットがいるゴミ屋敷の片付け方について、犬や猫の安全を守りながら進めるポイントをご紹介します。
ペットがいるゴミ屋敷は片付け方に注意が必要

ペットがいないお部屋であれば、ゴミを分別しながら順番に搬出していくことができます。
しかし、犬や猫が暮らしている場合は、ペットの安全を考えながら作業することが重要です。
例えば、玄関を開けたままゴミを運び出していると、犬や猫が外へ飛び出してしまう可能性があります。片付けによって今まで隠れていた小さなゴミや割れ物が出てくることもあります。
人にとって問題のない物でも、ペットが口にすると危険な場合があります。
そのため、いきなり大量のゴミを動かすのではなく、まずはペットが安全に過ごせる環境をつくるところから始めましょう。
まずは犬・猫の安全な場所を確保する

片付けを始める前に、最初に考えたいのがペットの待機場所です。
可能であれば、片付けをする部屋とは別の場所で過ごせるようにします。
ケージやキャリーケースを使用する方法もあります。
ただし、長時間の作業になる場合は、ペットへの負担にも配慮が必要です。
水や食事、室温、トイレなども確認しておきましょう。
また、知らない人が出入りしたり、大きな音がしたりすると、不安を感じる犬や猫もいます。
普段とは違う環境になることを考え、できるだけ落ち着いて過ごせる場所を用意することが大切です。
玄関から避難できる通路をつくる

次に取り組みたいのが、玄関までの通路の確保です。
ゴミ屋敷や汚部屋では、床いっぱいに物が置かれているケースがあります。その状態で片付けを始めると、物につまずいたり、ゴミ袋を持ったまま転倒したりする危険があります。
また、火災や地震などの災害が発生した際、通路が塞がっていると、ご自身だけでなくペットの避難にも影響します。
まずは、
- 玄関
- 廊下
- ペットがいる場所
- よく使用する部屋
をつなぐ通路から整理していきましょう。最初から部屋全体をきれいにする必要はありません。「安全に歩ける場所をつくる」ことを最初の目標にすると、片付けを始めやすくなります。必ずペットを安全な場所に避難させてから、行いましょう。イラストのように玄関が開いた状態の場合、ペットが外へ出てしまうので注意が必要です。
ゴミと必要な物を少しずつ仕分ける

通路が確保できたら、少しずつ仕分けを始めます。ゴミ屋敷を一気に片付けようとすると、途中で疲れてしまうことがあります。
そのため、最初は範囲を限定することがポイントです。
例えば、
「今日は玄関だけ」「この床の一角だけ」「ゴミ袋3袋分まで」と決めても構いません。
仕分けするときは、大きく処分する物・残す物・判断できない物に分けると進めやすくなります。
特に写真や書類、通帳、印鑑、鍵などは、ゴミに紛れていることがあります。勢いだけで処分せず、確認しながら進めましょう。
ペット用品を間違えて処分しない

ペットがいるお部屋では、
- フード
- 薬
- リード
- 首輪
- キャリーケース
- トイレ用品
- ワクチンや通院関係の書類
なども混在しています。大量のゴミを短時間で仕分けしようとすると、必要なペット用品まで処分してしまう可能性があります。
特に薬や診察関係の書類は注意が必要です。
片付けを始める前に、「絶対に残しておくペット用品」を一か所にまとめておくと安心です。
作業中の脱走・誤飲・ケガに注意する

ペットがいるゴミ屋敷のお片付けでは、普段以上に周囲を確認する必要があります。
玄関からの脱走
ゴミを搬出するときは、玄関を何度も開閉します。
普段は外へ出ない犬や猫でも、片付けの音などに驚いて飛び出す可能性があります。
小さなゴミの誤飲
片付けによって、今まで家具やゴミの下に隠れていた物が出てくることがあります。
食品の包装、薬、小さなプラスチックなどをペットが口にしないよう注意が必要です。
割れ物によるケガ
ガラスや食器がゴミの中に混ざっていることもあります。
人が靴を履いて作業できても、犬や猫はそのまま床を歩きます。
割れ物が見つかった場合は、ペットを近づけないようにしましょう。
ペットがいるゴミ屋敷を自分で片付けるときのポイント
「できるところまでは自分で片付けたい」という方もいらっしゃるでしょう。
その場合は、次の順番を意識すると進めやすくなります。
ペットの安全な場所を確保する
↓
玄関までの通路をつくる
↓
明らかなゴミから処分する
↓
必要な物・不要な物を仕分ける
↓
床が見える範囲を少しずつ広げる
↓
最後に掃除・消臭を行う
大切なのは、最初から完璧な状態を目指さないことです。
「今日はここまで」と範囲を決め、少しずつ進める方法もあります。
こんな状態なら無理をせず専門業者へ
自分で片付けられるゴミ屋敷もあります。
一方で、状態によっては専門業者へ相談した方がよいケースもあります。
例えば、
- 床がほとんど見えない
- ゴミが腰の高さ近くまで積み上がっている
- 大型家具や家電が多い
- 一人では運び出せない
- ペットの糞尿が広範囲にある
- 強い臭いが室内に残っている
- 害虫が発生している
- 退去日や点検日が迫っている
といった場合です。
大量のゴミを一人で搬出すると、転倒やケガにつながる可能性もあります。
また、糞尿や強い臭いがある場合は、ゴミを撤去するだけでは解決できないケースがあります。
「どこから手をつければいいか分からない」と感じた段階で、相談することも一つの方法です。
ペットがいることもそのままご相談ください
「犬を飼っているから業者を呼びにくい」
「猫がいることを知られたくない」
「部屋の臭いが気になって相談するのが恥ずかしい」
このような理由から、相談をためらってしまう方もいらっしゃいます。
しかし、ゴミ屋敷や汚部屋になってしまう理由は一つではありません。
仕事が忙しくなったり、生活環境が変化したりすることで、少しずつ片付けが追いつかなくなることもあります。
お片付けサポートZEROでは、現在のお部屋の状態を確認しながら、お客様のご希望に合わせてお片付けを進めています。
ペットがいる場合も、事前に犬や猫がいることをお伝えいただければ、状況を確認したうえで作業方法をご案内します。
また、女性のお客様で男性スタッフがお部屋へ入ることに抵抗がある場合は、女性スタッフ対応についてもご相談いただけます。
費用が心配で片付けを先延ばしにしている方へ

ゴミ屋敷や汚部屋を片付けたいと思っていても、
「一度に支払えるか不安」
という理由で、相談を先延ばしにしている方もいらっしゃいます。
しかし、片付けを先延ばしにすると、ゴミや物がさらに増えてしまう場合があります。
ペットがいる環境では、糞尿や食べ残しなどによって臭いや汚れが広がることも考えられます。
お片付けサポートZEROでは、分割払い・後払い・自社ローンについてもご相談いただけます。
費用面に不安がある場合も、まずは現在の状況をご相談ください。
よくあるご質問
Q. 犬や猫がいる状態でもゴミ屋敷の片付けをお願いできますか?
ペットがいる場合もご相談いただけます。
犬や猫の種類や頭数、作業するお部屋の状態などを事前にお知らせください。
Q. ペットは作業中どうすればよいですか?
作業内容や住環境によって異なります。
基本的には作業区域とペットの待機場所を分け、安全を確保したうえで進めることが大切です。
Q. 部屋の一部分だけでもお願いできますか?
お部屋全体だけでなく、一部のお片付けについてもご相談ください。
Q. ペットの臭いもきれいになりますか?
臭いの原因や床・壁などへの染み込み具合によって必要な対応が異なります。
特に長期間の糞尿による臭いは、ゴミを撤去しただけでは残ることがあります。
詳しくはシリーズ第2回で解説します。
まとめ|ペットのいるご家庭も安心してご相談ください
ペットがいるゴミ屋敷や汚部屋を片付けるときは、ゴミを捨てることだけを優先するのではなく、一緒に暮らしている犬や猫の安全を確保することが大切です。
まずはペットが安心して過ごせる場所をつくり、玄関までの通路を確保します。そのうえで、明らかなゴミから少しずつ仕分けていきましょう。しかし、ゴミの量が多い場合や、糞尿・臭い・害虫などの問題がある場合は、一人ですべてを片付けることが難しいケースもあります。
お片付けサポートZEROでは、ゴミ屋敷や汚部屋のお片付けについて、お客様の状況に合わせてご相談を承っています。ペットがいることや、お部屋が散らかっていることを理由に、相談をためらう必要はありません。「自分だけでは難しいかもしれない」と感じたときは、お気軽にご相談ください。
お片付けサポートZERO
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